今の車検料金について考えてみる

自動車について
今の車検料金について考えてみる

今の車検料金は、固定費用と呼ばれる税金とか自賠責保険料と、変動費用と呼ばれる実際の整備とか点検・検査にかかる費用とに分けることができます。

固定費用は決まっているものですので致し方無い部分もあるのですが、軽自動車でも3万円、普通車なら4万円以上はかかります。

一方で変動費の部分ですが、これは整備士の技術料でもあり、交換が必要な部品の料金でもあります。

いずれにしても高いと思っている人がほとんどでしょうが、実は整備士の給料だけを取ってみると、全労働者の平均よりも低い水準となっているのが現状です。

誰でもできるような仕事では決してなく、国家資格が必要なことを考えれば、車検と聞いて一般の人が思い浮かべるイメージとはかけ離れています。

となると、私たちのイメージ自体が何か間違っているということでない限り、高いのは税金・保険料・部品料ということになります。

自動車産業は大きな市場であって利権も多く、これらのお金に切り込むことは全く容易ではないのですが、今後の日本経済とか自動車産業のことを考えると避けて通れない議論かもしれません。

そもそも、海外には車検制度自体がない国も多く、その場合でも国内向けと全く同じクルマがそのまま販売され利用されているわけです。

一方で、整備士を取り巻く環境も大きく変わりつつあります。

ガソリンエンジン車ではいわば機械の塊でしたが、電気自動車の時代になると機械というよりは電子部品の塊であり、整備も大きく異なってくることが予想されるからです。